街の隅に潜むおばけ

とても悲しいと思った。 もう人間である以上この上ない苦しみから解放して欲しい。 冷蔵庫の振動と、心の焦燥は深夜を削る。 あらゆる欲の先、違和感だけが脳内を掻き乱して、人の言う言葉の意味がわからなかった。というか分からない。 日が昇るのが段々と…

拒絶な視線、まぁ綿菓子食え

夜に這う悪い虫。 得体なんぞ知る由もない。 それは寝るその瞬間までいる。 霊なんかよりもずっと怖くて、心と身体を攫うその瞬間を密かに見計らっている。 そろそろ自分の像が掴めてきて酷く落ち込んでいる。 なんて最悪なくそ野郎だと。 それでも折れない…

下書きポロンポン

ふと目覚めた夜更け前 かわいい君の夢を想像してる 朝ぼらけ、逃げるように眠った 誰かどうにかしてよとばかり 愛想たれ撒いてる 今日は北欧辺りで「待ち合わせ」 どこで誰が泣いても しがらみだって無くなせない 今日も悪夢でうなされる 止まない記憶を辿っ…

米とぎ青年、逆立ち電波少女

時々弱くなる心も自分らしいなと思えるくらいには成長した。 それがいい事なのかは分からないが、自分なりに自分を理解しようとしている訳で、何かしでかす前の抑制になるなら、と思っている。 そんな弱さを加速させる。夜に潜む虫は賢い。 時系列など関係な…

結露の殺意、湿度は脳天直撃

反転する気持ちの連続、何を思う。 許せない気持ちを永遠に持つのは疲れる。 自分だけが過去に置いていかれたような気持ちになるし、実際そうである。 人の心を踏みにじるというのは絶対したくない事ではあっても、意図せずしてしまう悲しさ。 焦燥の群れが…

軋轢大さじ777、妄想4キログラム

絶望に苛まれたあの朝、死んだ。 雀のさえずり、澄んだ空気、朝ごはんの目玉焼き、その中死んだ。 理由はない。底知れぬ絶望の夜が明けなかっただけで。 たったそれだけ?と言われればそれまでで、たったそれだけになるには十分だった。 何にもなれない哀し…

妄想と回想、ジレンマは翌年へ

ジレンマに気付いたとて、何も出来ずに終わりを予測する人々。 酔った勢いでしかものを言えないのならそれまでだ。 過去の偉人らの中にも四六時中、酒を嗜む人が多く居たらしい。 唯一与えられた機会に僕らは気付けるのだろうか? 捨てられたかの如く、意味…

轟音、私はカルチャーを見た

eastern youthのライブを見た。 感想を語れる相手も友達もいないわけなので、今日はその感想を書いてみようと思う。 まず今回のライブはeastern youthを初めて生で見たライブで、一言でいうならば脳天直撃である。 そもそもeastern youthを知ったのは割と前…

おて手

完全悪なエゴイズム。 自己完結な愛情表現。 時計の秒針叩く打音と、夜を感じる微かな匂い。 変わりたい。変わりたい。変わりたい。 変われない。 変わらなきゃ変われない。変わらなきゃ変われないと念じていた。 もはや自分ではない何かを借りて、自分を操…

少女の妄想、最終回を越えてゆけ

これは私ではない、あの少女の話である。 あれはそう、高校2年生9月、夏のことだった。 遅刻ギリギリで、正門を門番の如く鋭い目を光らせている体育の教師のせかす声と共に横切る。 私は物心ついた時から妄想が大好きだった。 大好きというか無意識に考えて…

そろそろ出番な私、演出家の悪戯

僕らが持ちうる最大のウェポン。 脅威にするには力量にかかっているようだ。 先端ばかり研ぐのに必死な可哀想な人。 本物になり切れない中途半端な私を今日も責め立てるのだ。 ちょーいい感じな日でも悪魔は顔を出す。 まさか!私は私に裏切られるのを繰り返…

冬我慢大会 開幕宣言

戦争は怖いし、包丁を洗うのだって怖い。 意味の無い口づけなんてしない。 思春期じゃあるまいし、大切な人の命が脅かされない限り「死ね」なんて出てこない。 心を奪う一言も、誰かを殺す一言も、全部言葉なのが怖い。 遠くに見えた丘はどこか夢のようだっ…

ピッカーンゴロゴロニャーーーン

街中には不思議な音に身体をうねらす人や、愛する人を差し置いてまで生きるべくその身すら染めてしまう人がいるようだ。 悟られないように、丁寧に、丁寧に。壊れないように、静かに、潜めている。 呼吸を忘れずに。そして自分を大切に。 膿が出るかの如く、…

大寒波すら暖かい

気取っているのか。 敵すらも分からなくなったのは、仲間すら判別がつかないからだ。 棘を持っているのは自分だったりする。 感謝を忘れたら終わりだと思っているよ。 忘れちゃいけないと思っている。 自分が大好きなのは誰も変わらない。 自己防衛が行き過…

寒さ耐性0の冬好き男

肌寒くなるとこんな私でも、こんな私だから、色々考えます。 寒さってすごいな。 この季節が好きだ。寒すぎるのはちょっとしんどいけど。 夜、凍えそうな部屋の中で1人布団の中にうずくまっていると、どこまでも終わりの見えない孤独を感じてしまいそうな気…

【1話(最終回)】なッ⋯なにィィイイイッツ!突然の再開ィッ!しかしそれは終わりの始まりであったッ!

私の名前は立花詩織。22歳。 千葉の実家に住んでいて都内の大学に通っている。もうすぐ卒業だ。 私の家では私が19歳の頃「チュウ太郎」というハムスターを飼っていた。 灰色のハムスターであまり懐かない動物なのだが、家族で私だけは特別よく手に乗ろうとし…

10月と寝ぼけマナ子

街に光がさす頃、どんな夢を見ているんだろうかと想像しては、1人で戦うのにも飽きている。 どんなに悲しくても泣かないのが強みだと思っていたんだよ、本当はね。 それもどうやら違うみたい。 全部置いてさっさと夢へ行かなくちゃ。 だってどうしようも無い…

背伸び つる足 シャチハタ

本当につまらない運命の中で巡り会っただけの奇跡に色を褪せている君も、ちんたらしていられない日々に焦燥感を抱いている彼 彼女も、何にもなれない自分に絶望している。 夢の中では君に会えるんだ。でも夢の中じゃなきゃ君に会えないんだ。そんなことを言…

ぱくぱの悲痛な羅列

東京の雨は七色を纏いながら、半透明な君をさらってゆく。 電光掲示板の誇張な眩しさと、街角に潜む不快な笑い声。 仲良くなれない街ですら人1人で姿を変えてしまう。 YESとNOを追え。 今夜も終わりが程遠い妄想の渦に囚われている。 すれ違う人にバレないよ…

角度で変わる表情、角砂糖6個分。

日々繰り返し唱える言葉。 あなたのその意図を分かりたい。 少しだけ背伸びをしていたこと、許して。 ひとり瞳を濡らす夜さえ救われる兆しが見えないのは、新聞配達の音を聞いてしまうからだよ。 自分すら愛せなくなってしまった若者の群れが今日も彷徨う。 …

誰かが言ったほら話 貴方と手を繋ぎたい

世の中に目を向けられなくなってしまった彼女でさえ、世界のせいにしてしまうほど狂ってしまった。 妄想は尽きない。願いは毎日殺されている。 掴んでも追いかけても理想は遠い。 新宿の路上で眠る人だって、別れてしまったカップルだって、今日死のうと決心…

襤褸を纏えど心は錦

面目ない! 溺れる先には自己嫌悪。 朝を迎えるベットの中はなによりも虚しい。 毎日歳をとるのが怖いよ。 この時代はいつかのその日には取り戻せない。 あーだこーだ言ってるうちに、彼も彼女も遠くへ行ってしまうよ。 もう誰かと一緒にいる想像なんて出来…

覚えかけの歌、身の丈は白い目を刺せ

使い物にならない脳みそに突き刺さるオーバードライブ。 最終回を迎える毎秒毎分。 単純にまとめられてしまう事に睨みを効かせている卑屈は、 深夜の公園、ベンチに忘れてきた。 上昇中、ヘブンかと思いきやエゴ行き。 絶賛好評発売中の香水。その名もアイロ…

あっ、そうそう、そういえばね〜

真っ逆さま。 路上に這いつくばっているのはガムだけじゃない。 人の心を持っているのか、疑心暗鬼になるほど危ねぇタクシーは常に真顔。 ハマったバンドはとっくに解散していた。 置いていかれたのは大切なもの。 果てしない。 出会ってしまった。 1番キレ…

ぽわぽわわ〜ん(右斜め上)

今日はきちんと(なるべく⋯)人に伝わる言葉で書こうと思う。 恥ずかしいなー。黒歴史になるかなー。 なぜ書こうかと思ったかと言うと、ふと思い出しながら書きたいなーと思ったことがあったからだ。 4年間の上京生活について。 あれはなんだったんだろう? い…

とびきりスパイス、あたしゃもう眠るよ

なぜそこに安心を覚えるのか。 なぜそこに恐怖を覚えるのか。 未知なるものはいつだって怖いものだが、それにしてもやり過ぎだろう。 紅茶の甘さが傷にしみる頃には手遅れになっている。 ごめんなさいごめんなさい。許してください。もうしませんから。 いい…

なるべくおやすみ中におねしゃす

その場を凌ぎきることばかりになった途端、意味はお空に飛んでゆきました。 認知症は死ぬよりこわい。 逆張りと順張りを繰り返す。 消耗する体力と、ツイートするにはあまりにくさく、ブログにするにはあまりに痛い脳内をフル回転。 今こうしている時間すら…

トロピカルなフレンド

何に期待していたのかは知らないが、全くもって見当違いだった。 見ず知らずの人の方が緊張しない。 私たちは地中にもぐる。ズンズンもぐる。 うわーん、あなたの声が遠いよ。 蝕まれていく。蝕まれている。 強くなれない私と作り笑顔のあなた。 これ以上見…

ズヌヌヌヌ

入り乱れた音、隠し味の半音が脳内快楽物質分泌。 あなたに好かれずとも、私は私を生きなきゃならんのだ。そういうものなのだ。 あなたに嫌われたとて、私は私を愛しているのだ。そういうことなんだ。 でもちょっぴり悲しくなっちゃうかもな。いやそんなこと…

通年旧作50円セール

あの子の眠る街では今日も誰かが悲鳴をあげる。 最上階、ゆっくり過ぎ行く時の中で、下、迫る終わりを為す術なく受け入れている。 私たちは何? 誰だ。なんだ。意味がわからない。 形ないものに不安ばかり覚えていては空なんて飛べやしない。 スペシャルブレ…