2024-01-01から1年間の記事一覧

街の隅に潜むおばけ

とても悲しいと思った。 もう人間である以上この上ない苦しみから解放して欲しい。 冷蔵庫の振動と、心の焦燥は深夜を削る。 あらゆる欲の先、違和感だけが脳内を掻き乱して、人の言う言葉の意味がわからなかった。というか分からない。 日が昇るのが段々と…

拒絶な視線、まぁ綿菓子食え

夜に這う悪い虫。 得体なんぞ知る由もない。 それは寝るその瞬間までいる。 霊なんかよりもずっと怖くて、心と身体を攫うその瞬間を密かに見計らっている。 そろそろ自分の像が掴めてきて酷く落ち込んでいる。 なんて最悪なくそ野郎だと。 それでも折れない…

下書きポロンポン

ふと目覚めた夜更け前 かわいい君の夢を想像してる 朝ぼらけ、逃げるように眠った 誰かどうにかしてよとばかり 愛想たれ撒いてる 今日は北欧辺りで「待ち合わせ」 どこで誰が泣いても しがらみだって無くなせない 今日も悪夢でうなされる 止まない記憶を辿っ…

米とぎ青年、逆立ち電波少女

時々弱くなる心も自分らしいなと思えるくらいには成長した。 それがいい事なのかは分からないが、自分なりに自分を理解しようとしている訳で、何かしでかす前の抑制になるなら、と思っている。 そんな弱さを加速させる。夜に潜む虫は賢い。 時系列など関係な…

結露の殺意、湿度は脳天直撃

反転する気持ちの連続、何を思う。 許せない気持ちを永遠に持つのは疲れる。 自分だけが過去に置いていかれたような気持ちになるし、実際そうである。 人の心を踏みにじるというのは絶対したくない事ではあっても、意図せずしてしまう悲しさ。 焦燥の群れが…

軋轢大さじ777、妄想4キログラム

絶望に苛まれたあの朝、死んだ。 雀のさえずり、澄んだ空気、朝ごはんの目玉焼き、その中死んだ。 理由はない。底知れぬ絶望の夜が明けなかっただけで。 たったそれだけ?と言われればそれまでで、たったそれだけになるには十分だった。 何にもなれない哀し…