ぽわぽわわ〜ん(右斜め上)

今日はきちんと(なるべく⋯)人に伝わる言葉で書こうと思う。

恥ずかしいなー。黒歴史になるかなー。

 

なぜ書こうかと思ったかと言うと、ふと思い出しながら書きたいなーと思ったことがあったからだ。

4年間の上京生活について。

あれはなんだったんだろう?

いや、大学で行ったんだろ。それは当たり前である。

ただ、時間の流れというか、あの異質な感じというか、初めての一人暮らしなんだから異質と思うのも当たり前というか、、、。

お酒飲んで酔っ払っていたかのような時間と言えばそんな感じだし、なんなら実際にお酒に溺れていた。

細かいことはさておき、とにかく特別な経験だったのだ。

それを思い出せる限り色々書こうと思う。

 

高校時代、一人暮らししたいなーとは思っていたものの本格的には考えていなかった。

親に「一人暮らしする」と言うと驚かれた。

そりゃそうだよ。いきなり言われたら。

真っ向から反対こそされなかったものの、圧倒的心配パラダイスだった。

そんなこんなで部屋を探し、複数内見したものの結局内見をしてない部屋に決めた。

可もなく不可もなくという間取り。立地は結構良かった。

引越し当日、親の車で高速道路かっ飛ばし向かった。

ドキドキという訳ではなかったが、今まで過ごした静岡の思い出を蘇らせて、Age Factoryを聞きながらぼーっと外を眺めていた。

今Ageを聞いてもあの風景を思い出す。

着いたら荷物整理してから、ニトリやらIKEAやらで家具を集め、部屋に設置して親と別れた。

自分は玄関のドアから顔を出して、廊下を歩き遠のいてゆく父と母に手を振って見送っていた。

父はあまり情深いわけではなかったから、結構素っ気なく見えたけど、母はかなり情に深い。

母はちょっと目をうるわせていたから、寂しい気持ちはあったけど「なんで泣くんだろ〜」と思ってた。

けど玄関のドア閉めたら分かった。

 

ここから1年ごと振り返ろうかと思ってたけど、正直そこから卒業して部屋を出るまで風だったとしか思えない。所々しか記憶にねぇ。

授業は真面目に受けて単位とって、バイトして、友達は出来なくて、ギターと酒に溺れて、好きな人と出会って別れて、毎日のように夜更かしして。

後悔はそりゃ誰しも持つだろうからそんなことはよくて、なんか不思議だったなーと。

面白いよね、好きな時間に好きなことしていた時間かぁ。

オンライン授業は良かった。

2年の時から始まったかな?

家にいながら授業を受けられるなんて朝弱い自分にはかなり良かった。

 

東京に漠然とした憧れがあったけど、結局何も無いということに気付いて、ここまでがデフォだということにも気付いた。

友達家に来たの片手で数えられるくらいだし。

ずっとひとりだったな。

文章だけ見るとめっちゃ悲しいな。

自分にとっては居心地いいけど、気付いてない何かを失っていたのかなー。

経験?出会い?成長?

好きなことで出会えた人達がいた事は良かった。

バンドができて本当に良かった。

音楽がある生活だったのは良かった。

酒はほぼ毎日飲んでいて酔っ払って音楽できたのだって楽しかった。

なんだ、いい4年間だったんじゃないか?

意味はなかったとしてもね。

まぁ唯一許せないこととしてはバイト先の人に「また食べに来たり集まったりしましょうねー!とりあえず今度食べに行きましょ!LINEしますね!」と言われてから一向に来ないことかな。