通年旧作50円セール

あの子の眠る街では今日も誰かが悲鳴をあげる。 最上階、ゆっくり過ぎ行く時の中で、下、迫る終わりを為す術なく受け入れている。 私たちは何? 誰だ。なんだ。意味がわからない。 形ないものに不安ばかり覚えていては空なんて飛べやしない。 スペシャルブレ…

トンテキ投てき敵機撃墜

AM4:44を目撃する青年。 明日の予定など片隅に入れる余地を許さない。 いい事あるといいな。祈りを込めた瞼の奥、潜む葛藤。 忘れていたんじゃなかろうな。 足枷になってる。朦朧としている。 剥き出しになった 感情、この街はちょっと窮屈でなぜか過ごしや…

飛んだ少女と彼の正体

あなたの傷の深さを知りたい。 声の微妙な低さ、分かっちゃいないね。 今日も季節に敏感でいたいだけ。 今日も急いで呼吸しなくちゃ。やることは多いよ。 内臓爆発抱き枕。今まで辛かったよね。君のおかげでここまで来れたよ。 世界に破られた唯一の約束。 …

アチチチ間接照明君の熱

泣きながら笑う姿に、ただなにも出来ない自分が腹立たしい。 本物になれない僕らは、かといって偽物にもなれていない。 運命に犯された人。そんなものはない。いや、あるからこそ否定したい。 出会いは運命か?気まぐれか?さっぱりわからん。思い浮かぶのは…

不協和音

最大瞬間風速に乗っかりたい。 そのまま物語の最終回を迎える。 最終回は最高潮だ。 最高でいたい。理想でいたい。 都会の喧騒に狂わされた彼、彼女。 寂しいというにはあまりにくだらない現実、曖昧な焦燥。 本物の愛とは。 言語化するのさえ面倒ごとに追わ…

もってけドロボー、さすらいわたくし

あと一歩届かない感覚があるのなら、それは一歩と言わずもっと先まで行けるし、想像もつかなかった場所へと導いてくれる気がする。 それが見たくて葛藤している毎日は、苦しいだけではないと鼓舞できる材料になる。 悔しい気持ちがあるのなら、現状を変えて…

フィクション!フィクション?

一目散に逃げた彼は、1度だけこちらを振り向いたが、軽蔑の眼差しを向けていた。 そんな目で見られたら自分自身だって嫌いになってしまうよ。 フラフラになった頭をかち割るのはいつも脳内、斜め後ろから聞こえる声だ。正体は未だによく分からない。 ジャズ…

まじもんっす

何度も見たドキュメンタリー。 脳を犯されている。溶けてゆく。憧れている。 大好きなんですよ。 誰も共感してくれない。それがいい。 同志に出会ったのはバンドでもベースを弾いてくれているメンバー。 唯一彼が理解してくれたのだ。 ビビッときたね。 彼の…

「分かる」歳に

ギターは本当に奥が深い。 新しい発見を身近なところで教えてくれる。 その可能性の端は見えない。 楽器は本当に面白い。 アコギはあまり好きじゃない。 左手が痛い。 指の皮膚も痛いし深爪にもなるし。 何も考えたくないときに聞きたくなる曲。 ハヌマーン…

夜は怖いぃぃ

本当は弱い。 強いフリをしたり自分を鼓舞しないとセンチメンタルで動けなくなってしまう。 夜道はとても怖い。 音楽で誤魔化していないと空の暗闇に睨まれ、罵倒され、やるせなくなる。 電灯の反対にいる自分の影に笑われている気がした。 お前踏んずけたら…

夢にトンズラ

今日はもう捨てた。 海に行きたい。 知らない土地に行きたくなるのは、見てるものに変わり映えがないからだ。 引っ越したいし、家にずっと居たい。 なんだか体が重いと言い訳する今日は、きっと1年後の後悔でもあるし、3年後の諦めに繋がるんだろう。 悔しい…

明日で終わり

凝り固まった頭になってしまう。 1秒でも足を早く踏み出さなければ。 1mmでも変化を加えて横に逸れなくては。 どうにもならん殻が壊せない。 もういい加減やめてください。ほんとに。 これ以上いじめんといてください。 人生が無期懲役ならば、サーモンくら…

過ぎる

脳内、言葉の抵抗。 無駄な抵抗。 言葉のあやとり。 それ瞬間接着。 重力の悪あがき。 こしょこしょ話、聞こえるって。 平行な意味の先。 宇宙空間、逃れた感情の暴走。 ブラックホールに打ち明ける。 それイミテーション。 あいこが正義。 分解分解正しく分…

チョベリバ

何かが変わりそう。 その刹那、誰かの叫び声が聞こえる。 待った無し。ノーブレーキ。 どうしてそんな残酷なことができるのだろうか。 あなたの涙の出処を塞ぐには、あなたから最も遠い場所にある言葉を使うのだ。 眼鏡を外した。 当たり前だけどぼやけてい…

古い錆びれ、冬に停滞

優しいだけは信じられない。 だけど優しくなきゃ信じられない。 もう意味わからん。 自分に対して自分が傍観者になってしまっている。 そのせいでいつも喧嘩してる。 結局元気でいる自分より、そういう自分に溺れてるだけの自己愛が強いだけなんじゃないかと…

秋ズドン

満足しないのが人間だ。 欲ばかりで正直疲れている。 追いつかない。満足も、期待も、感情も。 新しいことはいつだって面白い。 こんなところにずっとはいたくない。 朝は世界を広げて、夜は人生に囚われる。 太陽がのぼって、しずんで、夜がきて、人が涙を…

赴くままに

毎日同じような日々を過ごしているが、この夜はこの夜しかないと思えるときがある。 それは実は毎日そうだ。 同じでも違う。 今日も同じ過ごし方。けど違う。 木の揺れ方。落ちる葉っぱ。毎日違う。 放った言葉。同じでも意味が違う。芯が違う。 今日は生き…

恨みっこなし

本当の絶望は意外と近くにある。 簡単なことに気づけない繰り返しで、手放すべきもの、手放してはいけないものだって間違えてきたんだ。 あっ、と気づいたときには両手に何も持っていないなんてこともある。 義務教育でも学校でも親も友達も教えてはくれなか…

②時間

ちょっと前まで本当に泣けなかった。 悲しいことがあっても泣きそうな1歩手前で、泣きそうな自分にガッカリして止んでいた。 今では涙を流せるようになった。 ガッカリするプライドすら残されていないんだろう。 良いことでも悪いことでもない。 人を怖いな…

①追憶

僕らは似ていた。けど違った。 本当に大事なことは、お気に入りのケーキ屋さんも、検索フォームも、あなたも教えてはくれない。 知る人ぞ知る特別なものだ。 不思議と後悔はなくて、それはきっと過ごした時間の価値を知っているからなのかもしれない。 誰も…

グゴゴゴゴ

ギリギリ夏休みを過ごしている私ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 最近は起きてから午後の紅茶、コーヒーを飲みまくってる。 午後の紅茶は1日で1.5L飲み切ってしまう勢いだから、我慢して2日で飲みきるようにはしてる。 すごく落ち着く。 怖い夢から…

はじまるよ

毎日は似ているようで違って、実は似ている。 意識次第でどうとでもなる。 何も大きなことをする訳じゃなく、昔好きだった曲がまた再熱したり、行ってみたい場所が増えたり。 そんな心模様だったり出来事を不定期で書いていきたいな。 三日坊主にしたくない…