ちょっと前まで本当に泣けなかった。
悲しいことがあっても泣きそうな1歩手前で、泣きそうな自分にガッカリして止んでいた。
今では涙を流せるようになった。
ガッカリするプライドすら残されていないんだろう。
良いことでも悪いことでもない。
人を怖いなんて思えるのにそんなに時間はかからなかった。
酷いことを言われてもあーそうなんだとしか思えなくなってしまった自分が悲しい。
優しい人が好きだ。
誰も悪くなかったはずなのに気付いたら大量殺人の容疑者の如く極悪人になっていた。
人の人生の中の時間を奪うことが罪なのだとしたらみんな極悪人だ。
そして俺も罪を犯している。
時間を奪い、心まで変えてしまったのだから極楽浄土とは程遠い場所に堕ちる。
思うようにいかなくてもお腹はすくのがやだな。
ポジティブすぎる言葉は好きじゃないけどポジティブに縋らないとどうしていいか分からないときがあるんだね。
身体は元気なのに。
きっとどこかに見落としてるところがあってここまで来てるけど、パーツが足りなくて先へ進めないみたいな感覚。
胃が荒れてく一方。
言葉はどこまでも絶対的で残酷だ。