秋ズドン

満足しないのが人間だ。

欲ばかりで正直疲れている。

追いつかない。満足も、期待も、感情も。

新しいことはいつだって面白い。

こんなところにずっとはいたくない。

朝は世界を広げて、夜は人生に囚われる。

太陽がのぼって、しずんで、夜がきて、人が涙を落っことして、また朝がきて。本当にうるさいんだ。うるさいんだよ。

自分が楽しいと思える道は天国への道のりじゃないと思う。そうあって欲しい。

地獄でもいいから夢を見せて欲しい。

現実逃避という言葉を考えた人はきっと辛い思いをしていない。

現実を見ていないのはあなただと言いたい。

よくもまあそんなことが言えたものだ。

人の気持ちを考えてないにも程がある。

優しい人が傷つく姿はこれ以上見ていられない。

どうして心優しい彼らが涙を流すことになるんだろう。理解できない。

どれだけの絶望と苦しみと毎日と涙と悟りを重ねてきたのだろう。

報われるものであって欲しい。

人はいつだって誰かの異端であり凶器だ。

誰にも侵害できない自由の主張こそ不平等を生む、この摩擦でしか築けない明日は意味が無い。

だからこそ大事な人との時間はずっとずっと続いてほしい。

今年の夏は終わった。