赴くままに

毎日同じような日々を過ごしているが、この夜はこの夜しかないと思えるときがある。

それは実は毎日そうだ。

同じでも違う。

今日も同じ過ごし方。けど違う。

木の揺れ方。落ちる葉っぱ。毎日違う。

放った言葉。同じでも意味が違う。芯が違う。

今日は生きてた。明日は分からない。

そばに居る。明日は違うかも。

思い出した今日。明日は忘れる。

近づいた距離。ちょっと離れた。

遠くにいた。今はここ。

これだけで毎日違う。

もはや笑ってしまう。

それでもつまらないと思える今日が悔しい。

愛おしいと思える自分になりたかったな。

全部2022の夏に置いていって秋を見つめたい。

冬を抱きしめたい!

何も言わずに見つめ合いたい時だってあるだろうが!触れたいときだってあるでしょうが!

好きな人との冬は特別だと思う。

春じゃない。夏でもない。(ちょっと特別かも)秋は惜しい。冬は特別。

布団は好きな人と体温を分かち合うためにあるものなのではないかとすら思う。

空間は冷たくてもそこだけは暖かい。

なんか気持ち悪いかこれは。。。

冬は全部ある。

嬉しい、悲しい、酷い、寂しい、会いたい、会いたくない、最低、最高、暖かい、冷たい。

全部冬な気がしてならない。

1年の終わりに最後の悪あがきもできちゃうんだろう。

忘れものはしないようにね。