本当は弱い。
強いフリをしたり自分を鼓舞しないとセンチメンタルで動けなくなってしまう。
夜道はとても怖い。
音楽で誤魔化していないと空の暗闇に睨まれ、罵倒され、やるせなくなる。
電灯の反対にいる自分の影に笑われている気がした。
お前踏んずけたらなんか変われるかな。
人は救えない。涙では掬えない。
すれ違う人の視線すら怖くなってしまうのは、自分の間違えてきた数を知ってしまったが故だ。
桃源郷なんてないし、夢は幸せな分だけつらい。
ワンルームは全て知っている。
自分は生きがいを感じれるものを知っている。
それだけで十分な理由になっている。
時間の経過を置き去りにして運命の人と死ねたなら、それは何ものにも替え難い価値だ。
日々が早く見えてしまうのはとても悲しい。
好きな人からの言葉はまるでおまなじない。
自分の世界を唯一破壊。
まだやれる。