誰かが言ったほら話 貴方と手を繋ぎたい

世の中に目を向けられなくなってしまった彼女でさえ、世界のせいにしてしまうほど狂ってしまった。

妄想は尽きない。願いは毎日殺されている。

掴んでも追いかけても理想は遠い。

新宿の路上で眠る人だって、別れてしまったカップルだって、今日死のうと決心した人だって、戦争で失われた命だって同じ人間なんです。

救いに来てくれるスーパーマンは多分存在しない。

海は広い。

宇宙はもっと広い。

銀河系はもっともっと広い。

心はどれくらい広いかな。

今日見た夢を寝る前に思い出そうとしてもできない。

なのに2019年に見た初夢は覚えている。

大したことないが、実家にゾンビの群れが押し寄せて来た光景。

きっと意味はない。

無理をしているのか。

 

眠気を殺してまで言いたい言葉は、君に先に寝られたから死にたい気持ちで妥協する。

あなたに意味は無いかの如く、後ろ指刺されるのはつらいんでしょう。

今日も若者が苦しんでいる。

涙を噛み締めながら明日への希望を必死に見出している。

ギリギリで手を繋いだっていいんだよ。

明日に引っ張られ、明後日に耳打ちされる。

この世に絶望して滝ダイブ。

「変わらないね」っていう足枷を一生背負わないといけないのか?

こんなことすら無駄な時間だ。

これからどうすればいいかと思う時間は無駄だ。

死にたいと悩んでいる時間すら無駄だ。

素晴らしいものを小指で繋いでるのならそれを全力で捕まえる他ない。異論は認めない。異論なんて持論のぶつけ合いでしかない。

橋下、新幹線の轟音を今でも覚えている。

爆速で先をゆくその姿。悩みすら無意味。なら、考える前に知らない場所へゆけ、と言わんばかり。

少年は悩む。

少女は呆れる。

死ぬことが怖い。

「死にたい」と思う感情と乖離した感情が湧いてしまう現代社会に飲み込まれた若者たちは、ただチャリを漕げ。その先へゆけ。

明日は我が身なら明日を喰ってまでも掴みたい。

コーヒー牛乳の味すら忘れてしまっている。

逆行する夢の行き場はいつだって自由を掴むための土台に過ぎない。

明日起きれるか心配!